唇を青く染めて呪いの謳を謳いながら【長編集】



私は笑みを零しながら
周りの女子達に
丸岡を押さえておいて、と
命令した。

すると周りの女子達は
丸岡の腕を固定する。

丸岡は青ざめた表情で

「何するの? やめて! 田部さん!」

と叫んだ。



私はそんなのお構いなしに
油性ペンで丸岡の顔に
絵を描いていく。

そして書き終わり
丸岡を鏡の前まで連れて行った。










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