消え逝く光

赤。

最初に、響いたのはクラクションの音。





暴走した車が俺に突っ込んできた。





どうすることもできなくて。




ただ、立ちつくしていた。




「・・・いやぁぁあああ!!」




悲しく響く君の声。




その声と同時に、俺は突き飛ばされた。
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