【長編】Lover only of name[おまけ追加]
「柚?」


「雄一、あがったんだ。」

てか、サイズぴったり。


雄一って、やっぱ細いのね。


ちょっと、ショック。


「柚も入ってきたら?」


「うん。」


私は、そそくさとお風呂場に。


服を脱ぐと....


嘘。



こんなに?


気づいてなかったけど....


キスマークがたくさん。


愛された証。


一応、首周りは避けてるみたい。


見えたら、ヤバいもんね。


けど、見えないとこにはたくさん。


私は、お風呂に入りながら考えた。


お父さんとお母さんが泊まる理由。


ななくんは、彼女がいることを報告したのだろう。


たぶん、連れてくるって話も。


慌てたのは、私とななくんを無理矢理にでもくっつけたいから。


てか、理由がわかんない。


さっきまでは、私がななくんを好きだと勘違いしてると思ったけど。


けど、ななくんは私の事も話したろうし。


もう、やめた。


曖昧に考えてもわかんないし。


私は、お風呂からあがった。


なんか変な感じ。


1人じゃなくて、雄一がいるのが....


将来は、そうなれるかな?


なれたらいいな。
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