【長編】Lover only of name[おまけ追加]
次の日。


友達が、お昼に中畑くんを屋上に呼び出してくれた。


私は、お弁当を慌てて食べて屋上に向かった。


緊張で全部、食べれなかった。


心の中で罰ゲームだからと繰り返した。


罰ゲームだけど、マジ告白だけどね。


誰もいない屋上で私は中畑くんを待った。


「呼び出したのって....君?」


中畑くんは、吃驚してるようだ。


「中畑くん。
来てくれてありがとう。」


私は、笑顔で言った。


中畑くんが、少し顔が赤くなったのは気づかなかった。


「や....別に。
で、話って?」


「あの....。
私、中畑くんが好きです。」


私は、想いを伝えた。


「....あっ。
じゃあ、つきあう?」


素っ気ないように聞こえた。


まさか、照れてただけなんて知らなかった。


「いいの?」


私は、聞き返した。


まさかの事に。


「榊がよければだけど....」


「お願いします。」


そんな感じに私と雄一は、始まった。
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