心のラブレター
「愁くん、このメールの内容、事実?ゆっくりでいいから説明して?」










「事実だよ…。」




えっ?
今、事実って言ったよね……。





亜優が静かに涙を流した。





「信じてたのに。……信じてたのに!」







「亜優っ!」






亜優が、走り去っていった。




追いかけようと思ったけど、愁くんの気持ちが聞きたかったからやめた。
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