心のラブレター

あたしは、亜優のもとから去り、悠河のところに行った。








「美優。どうしたそんなに泣いて…。」








「あたし……亜優ともう、戻れないのかな？」





「何があった？ゆっくりでいいから話してくれ。」






あたしは、泣きながら亜優とのことをすべて話した。





「辛かったな。」





そう言って翔は、あたしを優しく抱きしめた。




「俺がずっと一緒にいるからな…。何があってもいるからな……。」





────悠河。



でもね、あたし亜優が………



亜優を失いたくないよ……






「もう、集合場所に行かないと……」





時間か………。

悠河、楽しみにしてたのにな…。



あたしのせいで……



ごめん。






ごめんねー…。








「………ご…め………んね……。」







「謝んな…俺は大丈夫だから。」






「ごめん。ありがと…。」









悠河。
ずっと一緒にいるって言ったよね………


それなのに……



それなのに、何で？