ただの恋だけど
ケイののろけがひと段落したところで
とりあえず家をでる。

ちょっと支度に時間がかかってしまい
「もう遅刻だな」と
お互いの顔を見合わせる。

諦めた俺たちは
とりあえずコンビニに寄り、
ジュースをかって、飲みながら
ゆっくり登校した。

「俺さー。」

「あ~?」

「ユミに告った!」

「ブハッッ!!
 ゲホッ・・・ッ。」

相当びっくりしたらしく、
飲んでいたコーラを思いっきり
吹きやがった。

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