愛しいキミへ
今でもその気持ちは変わらない。
どうでもいい奴に土足で踏み込まれたくない想いだ。
黙っていると、タケがため息をついて俺を見た。
「別に言いたくないなら良いけどさ…俺だって相談ぐらいのるぜ?」
心配そうに呟かれた言葉を聞いて・・・タケなら良いと思った。
直哉に全て話しているように、信用したいと思ったんだ。
「…黙ってて悪い。ずっと好きだったんだよ。」
「そうだったのかー。気づかなかったわ。」
そうかそうかっと一人で納得して、小声で話すために近づいていた距離を少し離した。
「まぁ~今、雅樹が両想いで幸せなら良いんじゃない?事情はわかったから、由香利ちゃんのフォローは任しとけ!」
「…あぁ。悪いけど、よろしく頼むよ。」
「ほら!若井が待ってるから行こうぜっ。また詳しく聞いてやる。」
沙菜の方を見ると、つまらなそうに携帯をいじっていた。
やば・・・放置しすぎた・・・
慌ててタケと沙菜のもとに戻った。
「若井!雅樹、引き止めてて悪かったな。じゃあ俺は行くな。」
「あ…。うん。タケくん、ばいばい。」
「じゃあな。タケ、連絡するわ。」
「おぉーじゃあなー。」
帰っていくタケを二人で見送ったあと、しばらく無言が続いた。
そ~っと沙菜の方を見ると、少しむくれて俺を横目で見ていた。
「…呼び出しておいて、どんだけ放置してんのよ。」
やっぱり怒ってたか・・・
どうでもいい奴に土足で踏み込まれたくない想いだ。
黙っていると、タケがため息をついて俺を見た。
「別に言いたくないなら良いけどさ…俺だって相談ぐらいのるぜ?」
心配そうに呟かれた言葉を聞いて・・・タケなら良いと思った。
直哉に全て話しているように、信用したいと思ったんだ。
「…黙ってて悪い。ずっと好きだったんだよ。」
「そうだったのかー。気づかなかったわ。」
そうかそうかっと一人で納得して、小声で話すために近づいていた距離を少し離した。
「まぁ~今、雅樹が両想いで幸せなら良いんじゃない?事情はわかったから、由香利ちゃんのフォローは任しとけ!」
「…あぁ。悪いけど、よろしく頼むよ。」
「ほら!若井が待ってるから行こうぜっ。また詳しく聞いてやる。」
沙菜の方を見ると、つまらなそうに携帯をいじっていた。
やば・・・放置しすぎた・・・
慌ててタケと沙菜のもとに戻った。
「若井!雅樹、引き止めてて悪かったな。じゃあ俺は行くな。」
「あ…。うん。タケくん、ばいばい。」
「じゃあな。タケ、連絡するわ。」
「おぉーじゃあなー。」
帰っていくタケを二人で見送ったあと、しばらく無言が続いた。
そ~っと沙菜の方を見ると、少しむくれて俺を横目で見ていた。
「…呼び出しておいて、どんだけ放置してんのよ。」
やっぱり怒ってたか・・・