愛しいキミへ
「じゃあなタケ。受験終わったら遊ぼうぜ♪」
「その時は俺も混ぜてくれよ!つうか、タケの番号教えてよ!」
今日だけで仲良くなった二人は、連絡先の交換をした。
思った通り、仲良くなったな♪
「…あっ!やべ、忘れるとこだった…。」
番号交換を終えたタケが、何かを思いだしたようで、自分の鞄の中を探る。
ゴソゴソと探して出てきたのは、薄ピンクの封筒。
ワンポイントに小さな花が可愛らしい。
これをタケから渡される。
「…俺、男に興味ねぇよ?」
ちょっと引き気味に、冗談を言ってみた。
「俺からじゃないよ!!由香利ちゃんから。」
「…由香利から?」
差出人を知り受けとるのをためらっていると、
「メールだと返事の有無が怖いからって…受け取ってやれよ。由香利ちゃんも受験があるから、今は前を向いて頑張ってるよ。」
夏前に話してから、音沙汰がなかった由香利のことを教えられた。
前を向いていると聞いて、ホッとする俺。
静かに由香利からの手紙を受けとる。
「とりあえず、今は受験に集中するってさ。んじゃ、行くわ。」
もしかして・・・
これを渡すために、タケは文化祭に来てくれたのか?
それに、由香利と話してくれていたんだ・・・
「その時は俺も混ぜてくれよ!つうか、タケの番号教えてよ!」
今日だけで仲良くなった二人は、連絡先の交換をした。
思った通り、仲良くなったな♪
「…あっ!やべ、忘れるとこだった…。」
番号交換を終えたタケが、何かを思いだしたようで、自分の鞄の中を探る。
ゴソゴソと探して出てきたのは、薄ピンクの封筒。
ワンポイントに小さな花が可愛らしい。
これをタケから渡される。
「…俺、男に興味ねぇよ?」
ちょっと引き気味に、冗談を言ってみた。
「俺からじゃないよ!!由香利ちゃんから。」
「…由香利から?」
差出人を知り受けとるのをためらっていると、
「メールだと返事の有無が怖いからって…受け取ってやれよ。由香利ちゃんも受験があるから、今は前を向いて頑張ってるよ。」
夏前に話してから、音沙汰がなかった由香利のことを教えられた。
前を向いていると聞いて、ホッとする俺。
静かに由香利からの手紙を受けとる。
「とりあえず、今は受験に集中するってさ。んじゃ、行くわ。」
もしかして・・・
これを渡すために、タケは文化祭に来てくれたのか?
それに、由香利と話してくれていたんだ・・・