愛しいキミへ
「いいよー。いつからいつまで?」

すぐにOKの返事がくる。
返事が軽くて、俺がびっくりしてしまった。

「…ホントにいいの?」

俺にとって良い返事なのに、つい確認をしてしまう。
これで直哉の気が変わったらどうするんだっつうの・・・

「別に学校サボるぐらい良いよ。出席日数は大丈夫だし、予備校の自習室で勉強でもしてるわ。」
「サンキュー!!さすが俺の親友の直哉!!話がわかる!!」

笑顔の直哉に、俺も笑顔になった。

「それほど、あれをプレゼントしたいんだろ?」
「あぁ。どうしても…。」
「じゃあ協力する!雅樹の決意だ!!」

俺の気持ちをわかってくれる直哉だから、こんなお願いができた。
すぐに日付の相談を始めた。

結果
バイト先は、何回かやっている派遣の日払い。
日給の良い運送の力仕事。
明日は急なので、明後日・・・火曜から3日間。
ということになった。

決めたあとは、軽くご飯を食べて帰宅した。
・・・一日店を見て回っただけなのに、慣れない女の店だったからか、家に着いた途端ドッと疲れがでた。
勉強をしながら机で寝てしまい、気がついたら明け方になっていた・・・。
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