愛しいキミへ
ベッドに移動して眠り直したものの、体がキシキシと痛んだ。
座ったまま眠るもんじゃないな・・・
体の痛みで、学校に行く気がしなかったが、気合いで着替えて準備をした。
家の前で沙菜と会って、いつも通り一緒に学校へと向かう。
今日の沙菜はダッフルコートを着ているのに、マフラーも巻いて、寒さ対策が万全だ。
「今日は体育の時間が自習なんだよねぇ♪」
ニコニコと話をする沙菜。
なかなか明日のことを言い出せないでいると、学校に到着してしまった。
教室の前に着いて、沙菜は自分のクラスに入ろうとする。
「じゃあ帰りにね~♪」
「…ちょっと待った!」
帰りでも良いんだけど・・・一日モヤモヤしたままになりそうだし・・・
「なに?」
「明日なんだけど…学校サボって直哉ん家で勉強するわ。」
「直哉くんの家?明日だけ?」
「…3日ぐらい…。」
俺の返事を聞いて少し怪しむような顔をする沙菜。
さすがに3日も直哉と勉強って無理があったかな・・・。
「何で学校サボってまでして二人で勉強するの?」
「…えーと…。」
返答に困っていると、肩にズッシと重みがかかった。
「ごめんねー、沙菜ちゃん。明日からしばらく雅樹を俺に貸してくれる?」
びっくりして横を見ると、ニコニコと笑顔の直哉。
俺の肩に腕を回していたのだ。
座ったまま眠るもんじゃないな・・・
体の痛みで、学校に行く気がしなかったが、気合いで着替えて準備をした。
家の前で沙菜と会って、いつも通り一緒に学校へと向かう。
今日の沙菜はダッフルコートを着ているのに、マフラーも巻いて、寒さ対策が万全だ。
「今日は体育の時間が自習なんだよねぇ♪」
ニコニコと話をする沙菜。
なかなか明日のことを言い出せないでいると、学校に到着してしまった。
教室の前に着いて、沙菜は自分のクラスに入ろうとする。
「じゃあ帰りにね~♪」
「…ちょっと待った!」
帰りでも良いんだけど・・・一日モヤモヤしたままになりそうだし・・・
「なに?」
「明日なんだけど…学校サボって直哉ん家で勉強するわ。」
「直哉くんの家?明日だけ?」
「…3日ぐらい…。」
俺の返事を聞いて少し怪しむような顔をする沙菜。
さすがに3日も直哉と勉強って無理があったかな・・・。
「何で学校サボってまでして二人で勉強するの?」
「…えーと…。」
返答に困っていると、肩にズッシと重みがかかった。
「ごめんねー、沙菜ちゃん。明日からしばらく雅樹を俺に貸してくれる?」
びっくりして横を見ると、ニコニコと笑顔の直哉。
俺の肩に腕を回していたのだ。