愛しいキミへ
「ごめんってば。来年は絶対に受験、終わらせるから…そしたら遊ぼうぜ♪」
「おう!!二浪すんじゃねーぞ!!」
「わかってるよ!勉強があるって言っても息抜きしたいから、会おうな。」
「誘うよ。てか、明日あたりにも遊びたいんだけど…!」
卒業式の次の日くらい、勉強休んでもいいだろう・・・
「遊ぼーぜ♪どこ行く?」
快く直哉からの誘いにのって、どこに行くかの話し合い。
直哉が行きたいのは、他県にある遊園地らしいけど・・・男二人でって寂しくないか?
ボウリングとかカラオケなど色々な場所が出て決まらなかった。
♪~♪♪~
俺の携帯がポケットで鳴り出した。
着信の相手はクラスメイト。
「なに?……悪い!すぐ行くわ!!」
電話を切って、すぐに直哉に声をかける。
「宮川から。もうカラオケに行く時間だって!!俺らのこと探してるらしい!!」
卒業式後にクラスでカラオケに行くことになっていたことを、すっかり忘れていた。
時間になっても集合場所に来ない俺らへ「急げ!!」と言う電話がきたのだった。
「やべ~。もうそんな時間だったか!」
「先に向かってるから、直接カラオケに来いってさ。」
「…じゃあ行くか!!」
駅前にあるカラオケ店に向かおうとゆっくりと立ち上がる。
すると、少し離れたところから声をかけられた。
「…雅樹。」
声がした方を見ると、沙菜が立っていた。
その表情から少し緊張の色が見える気がする。
「おう!!二浪すんじゃねーぞ!!」
「わかってるよ!勉強があるって言っても息抜きしたいから、会おうな。」
「誘うよ。てか、明日あたりにも遊びたいんだけど…!」
卒業式の次の日くらい、勉強休んでもいいだろう・・・
「遊ぼーぜ♪どこ行く?」
快く直哉からの誘いにのって、どこに行くかの話し合い。
直哉が行きたいのは、他県にある遊園地らしいけど・・・男二人でって寂しくないか?
ボウリングとかカラオケなど色々な場所が出て決まらなかった。
♪~♪♪~
俺の携帯がポケットで鳴り出した。
着信の相手はクラスメイト。
「なに?……悪い!すぐ行くわ!!」
電話を切って、すぐに直哉に声をかける。
「宮川から。もうカラオケに行く時間だって!!俺らのこと探してるらしい!!」
卒業式後にクラスでカラオケに行くことになっていたことを、すっかり忘れていた。
時間になっても集合場所に来ない俺らへ「急げ!!」と言う電話がきたのだった。
「やべ~。もうそんな時間だったか!」
「先に向かってるから、直接カラオケに来いってさ。」
「…じゃあ行くか!!」
駅前にあるカラオケ店に向かおうとゆっくりと立ち上がる。
すると、少し離れたところから声をかけられた。
「…雅樹。」
声がした方を見ると、沙菜が立っていた。
その表情から少し緊張の色が見える気がする。