紫陽花
兎にも角にも新しい発見がたくさんありました。
櫻井君は本当に有能だとおもいます。
「あらっ!もうこんな時間!!千尋さん 身だしなみを整えてお部屋にいらっしゃい!」
「はい」
「さてと、千尋さんの今日のお着物は何にしましょうかねぇ・・・・・・あらっ!!!これがいいわ!これにしましょう!ふふふふふ♪」
なんだか嫌な予感がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お母様、こちらのお着物ですか?」
「ええ、可愛いでしょう?こないだ呉服店で見つけて買ってきちゃったのよ!!」
母の持つ着物は、黒地に赤い花柄でとても派手だった。
「お母様・・・・橘学園の入学式ですが・・・・・大丈夫ですか?」
なんだかすごく心配になってきた・・・・
「大丈夫よ!!!あの”橘学園”よ!」
橘学園とは、世界的企業橘グループの運営する学校で、幼稚園部から大学部まであり、大手大会社の令嬢、御曹司などが通う学校。
まあ、橘ですものね・・・・・そういえば、中等部の入学式では、真っ赤なドレスを着た方がいたような気がします。
「さぁ、千尋さん♪こ・れ・を・着ましょうねぇ(妖笑)」
こうなった母は誰にも止められない。そしてなんか怖い・・・・
「んふふふふ♪ち・ひ・ろ・さん?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「やはり、これは派手でわ?」
私の着た着物は、サイズもすごいぴったりで苦しくはなかったけれど、恥ずかしくて頭が痛くなった。
「これくらいしなきゃ!!似合うわよ♥千尋さん♪」
母は何かをやり遂げたように満足げに笑っていた。
「髪の毛もいじりたいところだけれど、髪が短いからねぇ・・・・。せめて花飾りでもつけていきましょう」
せめてですか!?それが普通だと私はおもいます。
櫻井君は本当に有能だとおもいます。
「あらっ!もうこんな時間!!千尋さん 身だしなみを整えてお部屋にいらっしゃい!」
「はい」
「さてと、千尋さんの今日のお着物は何にしましょうかねぇ・・・・・・あらっ!!!これがいいわ!これにしましょう!ふふふふふ♪」
なんだか嫌な予感がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お母様、こちらのお着物ですか?」
「ええ、可愛いでしょう?こないだ呉服店で見つけて買ってきちゃったのよ!!」
母の持つ着物は、黒地に赤い花柄でとても派手だった。
「お母様・・・・橘学園の入学式ですが・・・・・大丈夫ですか?」
なんだかすごく心配になってきた・・・・
「大丈夫よ!!!あの”橘学園”よ!」
橘学園とは、世界的企業橘グループの運営する学校で、幼稚園部から大学部まであり、大手大会社の令嬢、御曹司などが通う学校。
まあ、橘ですものね・・・・・そういえば、中等部の入学式では、真っ赤なドレスを着た方がいたような気がします。
「さぁ、千尋さん♪こ・れ・を・着ましょうねぇ(妖笑)」
こうなった母は誰にも止められない。そしてなんか怖い・・・・
「んふふふふ♪ち・ひ・ろ・さん?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「やはり、これは派手でわ?」
私の着た着物は、サイズもすごいぴったりで苦しくはなかったけれど、恥ずかしくて頭が痛くなった。
「これくらいしなきゃ!!似合うわよ♥千尋さん♪」
母は何かをやり遂げたように満足げに笑っていた。
「髪の毛もいじりたいところだけれど、髪が短いからねぇ・・・・。せめて花飾りでもつけていきましょう」
せめてですか!?それが普通だと私はおもいます。