オタ×カレ
そのあと職員室で真っ赤に怒ってる師走にこってりしぼられた。

からからのぞうきんみたいに。

先生たちの視線は半端なく痛かった。

怖くて痛いって言うか…。ちらちら笑いながら見られてた。怖いよりいいけど…




教室へ戻ると、クラス全員が私を笑いとひやかしで迎えてくれた。

「吉野~古池先輩と二人で何してたんだよ~~」

「うっさい!何もしてないッ」

「むきになってさ~アヤシ~~」

ありがちなひやかしに腹が立つ。それよりあのくそオタクのほうが腹立つけど!!


「ほんとに何してたの~2人で♪」

「もう!!ユカまで!」

「なんか情報あった~?」

!!!これはやつの恥をばらせるチャンス!!

「あのね~古池先輩ってオ…」

もご。

!!!!

「ごめんね。藤谷ユカさん。話し中に。ちょっと彼女を借りるね。」




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