社会人と女子高生
浅賀さんが唇を離す。


「…俺、由香里が欲しい…。」

「…っ!!」


突然の言葉に、顔が沸騰しそうなくらいに熱くなる。

“欲しい”って…その…あれだよね…。

想像してしまって、恥ずかしくなる。

浅賀さんはそんな私に、また深いキスを落とす。


「…ふっ…ん…。」


…気付くとすでにベッドにいた。


クリスマスの日から3週間…。

私と浅賀さんは…1つになった…。

その後…お互いの体温を感じながら私達は眠った…。

その日の夢は、あんまり覚えてなかったけど、温かい夢だった…。
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