社会人と女子高生

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由香里と気持ちを通わせた翌日。

時計を見ると９時だった。

隣には由香里が俺の腕まくらで規則正しい寝息をたてていた。

すぐそばにある幸せを感じながら、ベッドからそっと出てスーツに袖を通す。

ネクタイを締めながら由香里にメモを書く。

由香里がベッドにいるのを確かめて、家に鍵をかけて出た。

電車に揺られて会社に着くなり、上司に長々と説教された。

…２時間遅刻してるしな…。

遅刻したことがないせいか、同僚が感づく。


「浅賀、女いるだろ！」

「お前、何言って…。」

「…誰にも言わないでやるからさ！」