社会人と女子高生

そんな俺のわがままを、由香里は許してくれる。


「それに…目が離せないんだ…守ってやりたいんだ…。…こんなこと、本人に言えないけどな。」


言ってて恥ずかしくなる自分がいた。

そんな俺に加奈子が口を開く。


「…亮君…じゃあ、１つだけお願いがあるの…。それを叶えてくれたら亮君のことは諦める…。」

「…お願い…？」


そのお願いを聞かないわけにもいかない。

加奈子の条件をのみ、約束を交わした…。