社会人と女子高生
告白した日の夜、目が腫れるくらい泣いた。

友達に話を聞いてもらって、ようやく落ち着いた。

それなのに…急にそんなこと言われたって…。


「告白断っておいて、いまさらそんなこと言われても、無理だよ…!」

「あの時は幼なじみとしか見てなかったんだよ…!」

「私にはもう、好きな人がいるの…!本気の恋なの…!」

「でも…俺の事嫌いじゃないだろ!?」

「…ごめん。もう純は…幼なじみにしか見れない…。」

「…由香里!!」


純が私の名前を叫んだ。

でも…私が聞きたいのは…たった1人の声…。
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