社会人と女子高生
「…浅賀…さんは…?」

「あいつのことは…どうでもいいだろっ!たのむから…俺を見てくれよ…!」

「…ごめん…私は浅賀さんが好きなの…。純の姿を浅賀さんと重ねてしまうんだ…後ろ姿とか、私を見下ろす柔らかい笑顔…私を引っ張ってくれる温かい腕…。浅賀さんじゃなきゃ…ダメ…。」


そこから先は、もう言葉にならなかった…。

純に告白の返事をする。


「…ごめんなさい…私、純とは付き合えない…。」

「…由香里…。」


私は…3年越しの想いに決着をつけた…。

その時、私の後ろには…1番会いたい姿があった…。
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