社会人と女子高生

恋わずらい

浅賀さんの部屋に着き、コートとカバンを置く。

ソファーに腰掛ける浅賀さんの隣に座り、浅賀さんの質問に答える。


「…あのさ…あの幼なじみは、いつ頃からの付き合いなの?」

「小学1年の頃から…。家族の仕事の都合で、引越しした家の隣が純の家だったの…。」

「じゃあ…いつから…好きだった…?」

「な…んで…純が好きだったって事…知ってるの…!?それに…純のこと…まだ言ってないよっ…!?」

「ああ…1度だけ話したことあるんだよ。それで知ってるんだ。高木純君だろ?」
< 80 / 169 >

この作品をシェア

pagetop