大好きで大切な

...冷たい




ハァ...ハァ...



梨花っ!!




警察官の人が言っていた病院を今私は走って、梨花がいる病室に向かっている。





キュッと足を止め、警察官が言った梨花がいる病室の引き戸を開けた。





中には夫の雅司(マサシ)とベットに横たわっている梨花がいた。




梨花、梨花、梨花・・・





「梨花っ!!!!!」




私は無我夢中で梨花に抱きついた。




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