Family!
あっ!中等部着いた。


「弥生ー、着いた」


「ん…」


弥生は低血圧だから、不機嫌そうに起きて、今は目を擦ってる。


「………優兄ありがと。またな」


「おう。テスト頑張れよ」


「………分かってる。じゃーな」


そう言って弥生は歩きだした。




しばらくボーッとして歩いてると、いきなり抱き着かれた。


「ん?!」


おかげで目が覚める。


「『おはよー弥生』」


今日も高畑兄弟に会った。


「弥生、ボーッとして歩いてたら危ない!」


「だってねみぃーんだもん。つか、凛音離せ!」


「やだー!」


「弥生は大変だね。あっ!俺ら、こっちだから。凛音、行くぞ!」


「僕、中1に戻りたい!」


「お前中2だろ!ほら行くぞ」


「ちぇー…またね!弥生!」


「じゃーな」


亮と佑紀と凛音は3年校舎のほうに向かった。


「弥生、お互い頑張ろうね!じゃーね!」


「じゃーな」


龍一も自分のクラスへと向かった。

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