鈍感彼女と無口な彼氏
第一章 「自慢の彼氏」
美緒side
「あーすかぁー!!!」
今叫んだのは私、若月美緒!
今、猛スピードで廊下を走ってます!
脚力だけは自信あるんだよねぇ(笑)
じゃなくて、なんで走ってるかって言うと、
そ・れ・は…
大好きな飛鳥に会うため!!
バンッ
「あすかぁー!!」
ギロッ
ゔっ、みんなに睨まれちゃった
ここ、図書室だからね…(笑)
「美緒。こっち」
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