鈍感彼女と無口な彼氏


「…あすか?」


「俺ああいうの無理。だから飾り作る。こっちならまだできそう」



「…うん!私が作り方教えてあげる!」




私がファンクラブの子を見るとその子は私をおもいっきり睨んでいた。



こわっ!…でも光ほど怖くないや。



いつも光に睨まれてるからそれに比べれば全然…なんて言ったら私の命がないね。









───────────


来ました!ついにこの日が!楽しい楽しい文化祭だぁー!




「うるさい。黙れ。消えろ」


…今日はそんな事言われたって大丈夫だもんね〜。



それよりも私のテンションの方が勝ってるからね。


「さぁ楽しむぞ!まず何から食べる?」


「美緒、食べる前に店番しようね」


「…飛鳥、腹が減っては戦はできぬって言うじゃん」



「んー?大丈夫。戦じゃないから」




……ゔー、色んなもの食べようと思ったのにぃ!


「はいはい。店番しようね」




くそぉ!



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