鈍感彼女と無口な彼氏
「…ったく、美緒から言わないでって言われたんだけどな」
「そんな事どーでもいいから早く教えて」
「はいはい。しょうがないわね。美緒なら図書室に…」
図書室と聞いた途端俺は教室から飛び出した。
「まだ最後まで言い終わってないんだけど」
「ドンマイ!光ちゃん!」
「羽村…?」
「……。さぁってと、僕は宿題でもやろっかな…」
キラーン☆
「…げっ」
「ギャー!!助けてぇー!!!!!あすかぁ!」
「こらっ!待ちやがれ!!!」