鈍感彼女と無口な彼氏


─────────


「疲れた」


久しぶりに走ったな。


俺は図書室の前で息を整えた。




美緒は一体図書室で何をしてるんだろう。






勉強は絶対にないし…



他に思いつかない。


俺は疑問に思いながらドアを開けた。




ガラッ













………は?








「美緒…何してんの?」








< 129 / 193 >

この作品をシェア

pagetop