鈍感彼女と無口な彼氏
「てか、アクセサリーって何処に売ってんの?」
「飛鳥…。そんな事も分からないの…?」
…悪かったな。そんな物買ったことないから分かんねーんだよ。
んな可哀想な目で見るなよ。
「はぁ、しょうがないなぁ。この僕が特別に教えてあげ…「駅前のデパートの中にあるわよ」
安藤が陸の言葉を遮って言った。
「デパートか」
あの大きなデパートね。
…行ってみるか。
「ちょっと光ちゃん、それは僕が言おうとしたのに!」
「あんたウザイから」
「それ理由になってなくない?」