鈍感彼女と無口な彼氏


私はチキンを一個しか食べていない!


だとしたら私は陸くんが持っているチキンを食べる権利がある!



「僕チキン一個も食べてないもん!」


「そんな事関係ない!それは私のチキンなの!」


「ったく、そんな事くらいでケンカするんじゃないわよ」




…元はといえば光が4個食べたのがいけないんじゃねーか(怒)



私が光を睨んでいる隙に陸くんはチキンを食べた。


「あ゙ぁー!私のチキンー!」


私が陸くんのチキンを取ろうとすると飛鳥が私の肩を叩いた。


「美緒、はい。チョコ」


私はチキンが食べたいのに!まぁチョコ食べるけどさ。


「…チキン」



陸くんは幸せそうに私のチキン食べてる。


…くそっ!


今回は譲ってやるけど今度はないからな!



覚えてろぉー!陸くん!



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