鈍感彼女と無口な彼氏


─────────…



「わぁーもう5時だね!早いねぇ」



陸くんが時計を見て言った。


その言葉で時計を見ると確かに時計の針は5時を指していた。



あれから私はチキンを食べれなかったためお菓子を食べまくった。


飛鳥に食べ過ぎって怒られたから今はもう食べてないけど。



光はソファーで熟睡している。
私と飛鳥、陸くんは三人でテレビを見ている。



すると突然飛鳥が立ち上がった。



「どうしたの?飛鳥」



「美緒、ケーキ買いに行こうか」



「え?まだ買ってなかったの?」



「飛鳥ケーキなら…「うん。まだ買ってない」


陸くんが何か言おうとしたけどそれを遮って飛鳥が言った。


行こうと飛鳥に言われ、私は飛鳥と一緒に玄関に向かった。




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