鈍感彼女と無口な彼氏
飛鳥は私の涙を手で拭うと私の手を握りなおして歩き始めた。
…私だって飛鳥のこと好きなんだから!
「あーすかぁー♪」
私は隣で歩いている飛鳥を呼んだ。
「何?」
飛鳥は微笑みながら私の目を見る。
「大好き!!」
「……」
今までは『うん』しか言ってくれなかった飛鳥。
でも、もうちゃんと答えてくれるよね?
「飛鳥?」
「俺も好き」
「…////」
私、これからも飛鳥一筋です!
─end