鈍感彼女と無口な彼氏


さっすが天才飛鳥君!やっさしー!


『やったぁ!ありがとっ、飛鳥♪』



『待って。教えてもいいけど、その代わり………』

















「はぁ?デート?」



「そう!『教える代わりにデートして』って!どうしよう?私テストどころじゃない!」



「えっ!?ちょっと待って。もしかしてあんた達まだデートしてないの?」


光の目が大きく開いている。



…私何か変なこと言った?



「ん?うん。してないねぇ…」













「…………………」






「………………」





「………………………」




「……いや、何か言ってくんない?」





< 50 / 193 >

この作品をシェア

pagetop