鈍感彼女と無口な彼氏



ハァー助かった!


陸くんが私の身代わりになってくれたおかげで私は何とか生きられたよ!



「わぁー痛い痛い!光ちゃん、離してっ!」




「何?聞こえなぁい。それより私の何が凄いって?」



「あ、あのっそれは…わん…りょく…ギャー!痛い!死ぬ!」




陸くん…。

命を懸けてまで私を助けてくれたんだね。陸くんの犠牲は無駄にしないからね。




「陸、楽しそうだね」


「助けろー!!(泣)」





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