甘すぎる王子様
『いゃよ~!あたし、旬樹様が大好きだもの♪生徒会に入っちゃお~かしら?』


‥コイツ、、

絶対入るなっ!!


『お前には‥合わないんじゃん?』


あー入るな、入るな、


と願いながら俺は冷静に言った。


『そうかなぁ?一度、計算の仕事をやりたいのよねぇ♪』


『花形は計算よりも運動で活かせばぁ~?』


サトルっ!

ナイス!!


『だからサトルには興味ないんだってぇ!今日、書類出しちゃおっかな♪じゃね~♪』


俺たちの入らせない攻撃にもびくともせず、花形は手をヒラヒラとさせて去った。


『‥んぁー、俺、あーゆう女無理‥』


俺は机にうつ伏せになる。


『まぁ、ドンマイ!琴音チャンが生徒会に入れば、少しの救いにもなるだろ?』


‥少しの?

いやっ、かなりのエネルギーになりますっ!!
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