甘すぎる王子様



そして一年後‥‥‥



琴音の赤ちゃんが生まれた。



元気な女の子で、色が白いのは琴音に似たんだと思う。



『名前だな、名前!!』



俺は本屋からたくさん名付けの本を買ってきて、琴音のベッドの隣に置いた。



『うーん、あたしもう決めちゃったんだよね』



『え?もう?』



そう言うと、琴音はニヤリと笑った。
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