甘すぎる王子様
あたしは旬樹が買ってくれたお菓子やアイスの袋を持ちながら上機嫌だった。
旬樹もクスクスと笑っている。
『ただいまぁ~♪』
『お帰りなさいませ。琴音様、旬樹様。』
一斉に家来が頭を下げる。
お母さんたちが帰ってくるまであと3週間か‥
ずっとこのままでいいなんて思っていたその時‥
『旬樹様、お父様からのご伝言です』
『え?』
『〝俺と江梨子はすっかりアメリカにはまってしまった。アメリカに、古くからの友人に会い、毎日がとても楽しいんだ。今ハワイにいるが、あと半年ぐらいはこっちに住ましてもらう〟‥とのことです』
あたしと旬樹は顔を見合わせてニヤリと笑った‥‥
やったぁあぁぁぁ!
やったよ、旬樹っ!!
あたしたち、
半年も二人暮らし!?
もう結婚してるみたいっ♪
お母さんたちを邪魔者にしてるワケじゃないけど!
旬樹もクスクスと笑っている。
『ただいまぁ~♪』
『お帰りなさいませ。琴音様、旬樹様。』
一斉に家来が頭を下げる。
お母さんたちが帰ってくるまであと3週間か‥
ずっとこのままでいいなんて思っていたその時‥
『旬樹様、お父様からのご伝言です』
『え?』
『〝俺と江梨子はすっかりアメリカにはまってしまった。アメリカに、古くからの友人に会い、毎日がとても楽しいんだ。今ハワイにいるが、あと半年ぐらいはこっちに住ましてもらう〟‥とのことです』
あたしと旬樹は顔を見合わせてニヤリと笑った‥‥
やったぁあぁぁぁ!
やったよ、旬樹っ!!
あたしたち、
半年も二人暮らし!?
もう結婚してるみたいっ♪
お母さんたちを邪魔者にしてるワケじゃないけど!