甘すぎる王子様
琴音が俺のことをどう思ってるなんて知らない。


俺はお前がスキ。

そう言おうと17年間、チャンスを掴もうとしてきた。


しかし、琴音の重荷になったら大変だと‥そう思い続けてきたんだ。


まぁ、琴音と俺は兄弟として繋がっている。


だからずっと側にいられるから、俺はそれだけで毎日が最高なんだけど。


『旬樹おっすー♪』


『おう』


クラスで仲良いサトルは俺のことを一番に理解してくれてる。


『今日も琴音チャンとラブラブでしたなぁ!旬樹クンの顔がニヤニヤでしたが?』


サトルは俺にくっつきながら話始める。


『‥ったく、お前はどこ見てるんだよ、』


『旬樹様ぁ~♪』


げっ、、きた‥
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