大好きなあの子





「あたし翔平と付き合ってるの。」





ショウヘイト、ツキアッテルノ

ショウヘイト、ツキアッテルノ

ショウヘイト、ツキアッテルノ




嘘・・・・・・・




「だからもうあたしの翔平に手ぇ
出さないでね?」



あたし の、部分を思いっきり強調して
馬場さんたちは、教室から出て行った。




本当は、聞きたかった


「それって、本当?」


って、でも聞けなかった。




口が動かなかった・・・・・・・



聞きたくなんてなかった・・・・・・




事実を、認めたくなかった・・・・・・














< 17 / 43 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop