大好きなあの子
「送信!じゃあ帰ろうか。」
「うん・・・・・・」
いすから立ち上がり、
鞄を持って扉に向かった時、
・・・・・・・しょうちゃんが入ってきた。
「・・・・・・なにしてんの?」
「しょうちゃん・・・・・・・」
なんか、気まずい。
しょうちゃんは急いできたのか
軽く息を切らしている
真剣な顔であたしを見ている
しょうちゃんに少し鼓動が早くなる。
「先に帰るとか、なに?」
「・・・・・・・あの・・・・・・」