大好きなあの子




「・・・・・・毎朝好きっつって、
毎朝抱きついてくる奴や・・・・・・」



毎朝・・・抱きつく・・・?



そういった瞬間しょうちゃんの顔は、見る見るうちに赤くなってついには目を逸らしてしまった。




それって、それって・・・・・・




「もう・・・・・・
誰の事かわかるでな?」




あたし!!?




「しょうちゃんって
あたしの事好きっ・・・むがぁ!」




「好きなの?」そう聞こうと思ったのに
大きな手でいきなり口をふさがれた。




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