大好きなあの子




わかりませんって顔してたら、



「もう暗いし、彼女を家まで
送り届けるんが彼氏の役目やろ?」




彼女・・・・・・・あたし!?



「えええぇっ!!
あたし、しょうちゃんの彼女なの!?」




「萌子、俺のこと好きやろ?」


「うん。」


「じゃあ、俺の彼女やろ?」


「・・・・・いいの?」


「俺の彼女になってくれるんやろ?」


「な、なるーー!!」




にっこり笑ったしょうちゃんは、
あたしの大好きな笑顔で。



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