大好きなあの子
「うそぉぉぉ!脈アリ!?」
勢いよく立ちすぎていすが吹っ飛んだ。
みんなの痛い視線を感じるけど、
今のあたしには、気にならない。
だって、脈アリ!?
しょうちゃんが、あたしの事好きかもって、事だよね!?
うっそ~ん!うれしいんですけど!
「ちょっと、恥ずかしいよ・・・・・・」
「あぁ!ごめん・・・・・・」
いまさら恥ずかしくなってきたあたしは、
慌てていすを戻し座り直した。
あぁ、ほとんどの人があたしを見てる・・・・・・
はずかちぃ・・・・・・
まぁ、何人かは、凛ちゃんの口元を見てるけど・・・・・・本人気にしてないみたいだし、いっか。
「でも、何でそう思ったの?」
冷静になって考えたら、よくわからない。
だって、毎朝抱きついて怒られるし、
あんまりしゃべりかけてくんないし、
相手にされてない気がするし・・・・・・
・・・・・・だめだ。
考えれば、考えるほどわかんない。
「それはさぁ・・・・・・
あたしの勘!」
自信たっぷりに、言い切ったり凛ちゃん。
カレーだらけの口で・・・・・・
・・・・・・凛ちゃんの言うことは、
信じないでおこうかな。