不協和音は愛の始まり
3、気分は嫁入り!?
自分の家に入るのに、そーっと玄関を開けてみる。
でもすぐにお母さんが気付いて台所から顔を出した。
「あら恭子、おかえり。なに黙って立ってるの、ただいまくらい言いなさいよ」
「ただいま…」
久しぶりの我が家は相変わらず狭くて、でも落ち着く場所だった。
「知也から恭子が帰って来るって聞いてたからね、恭子の好きなシチューにしたのよ。急だったからシーフードがなくてチキンシチューだけど許してね」
私の好みを知り尽くしているお母さん…温かい料理。
「ありがとう…私、先にお風呂行ってくる」
「あ、お風呂さっき知也が入れてまだ止めてないのよ。ちょうどいい頃だと思うから見てくれる?」
「はぁい」
でもすぐにお母さんが気付いて台所から顔を出した。
「あら恭子、おかえり。なに黙って立ってるの、ただいまくらい言いなさいよ」
「ただいま…」
久しぶりの我が家は相変わらず狭くて、でも落ち着く場所だった。
「知也から恭子が帰って来るって聞いてたからね、恭子の好きなシチューにしたのよ。急だったからシーフードがなくてチキンシチューだけど許してね」
私の好みを知り尽くしているお母さん…温かい料理。
「ありがとう…私、先にお風呂行ってくる」
「あ、お風呂さっき知也が入れてまだ止めてないのよ。ちょうどいい頃だと思うから見てくれる?」
「はぁい」