君の好きな言葉
彼と二人で
彼と暮らすようになって3ヶ私はようやく彼の言葉にも慣れてきた

晩御飯が終わってソファーでマッタリしていたら
 楓、明日祖父ちゃんとこいくか
 ?いいけど何かあるの?
彼は私の頭を撫でて
 明日は3回忌だから…
 ってことは…

彼の親戚が一同に集まるということで…

 いや、私は…
 それはダメ
 なんで?
 いずれ俺の嫁になるからいい機会だし皆に宣言するから

俺の嫁

その言葉がとてつもなく嬉しくて彼に抱きつく

 わっどうした?
 好き…

でも私はまだわかっていなかった、知果さんの忠告の意味を理解していたつもりでただのつもりだった
彼は私とは違う人だった
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