ひとつ屋根のした?
「何もしないって、約束するならいいわ。」
・・・・・え?
「マジで??
いいの。本当に。」
自分でいっておいてなんだけどいいのか。
怪しすぎだろ、こんな男。
「あなたが頼んだんでしょ。
おっお釈迦様とイエスキリストとアラーの神様とマザーテレサに誓うなら、この部屋においてあげてもいいわよ。」
なんなんだその人選は。
「ありがとう!!いくらでも誓うから。
日本の総理大臣にだって誓うから。」
「言っておきますけど私、合気道初段持ってるから、私に何かしようとしたら腕
の骨折るわよ。」
「しっしないから。
絶対になにもしないって誓うから。」
こうして、俺らの奇妙な同居生活が始まった。
ひとつ屋根のしたで。