ひとつ屋根のした?
スピーディパスのおかげで、スムーズに乗れて、四人乗りのトロッコに乗せられる。
ポーン。と言う音が鳴り響き、目の前にいた坊主のつやつやと輝く人形が話し始めた。

『何故、あの女は私を追ってくるのだ。
このままでは呪い殺されてしまう。逃げなくては、生きるためには。』

人形がそう言うと、トロッコがレールに沿って動き出す。





搭乗口から遠ざかり薄暗く不気味な世界へと進んでいく。



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