死生系譜
壊れ行く日常

プロローグ

朝、起きて飯を食べて学校へ行き、役に立つのかもわからない退屈な授業を受けて、部活をして友達と遊んで



コレが俺の日常だ。退屈過ぎる物だが、皆もあまり変わらないだろう?



俺はずっと、こんな普通の生活をして一生を過ごす。それに嫌気がさしていた。別に今が不満な訳じゃない。好きな部活をして、友達と騒いで



でも、何か物足りない。そう、思っていた



いつもとは違う―何か―を求めていた



でも、違った。そんな普通の日常が何より大切だと気付くには遅すぎたみたいだ…








いつか、そんな事はあって欲しくは無いが、もしも…俺と同じ立場に立つ人が居た時の為に此処に記そうと思う。

俺の…俺達の、人生を変えた2週間を…
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