死生系譜
「そっちも辿り着いたとなれば…決まりだな」

とりあえず。と一呼吸置き紫煙を再び吸い込んだ。

「この辺一帯を調べてみるか」

ゆっくりと紫煙を出してからそう提案した。

「そうですね。二人一組になって捜索しましょうか」

先輩が切り出し、俺と瑠菜、翔と恵子、先輩と先生という組み合わせで捜索することになった。

今回はさっきのメンバーを一人ずつという事になったのでこういう結果になった。





――この選択がどういう結果を招くかを考えずに…





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