死生系譜

遭遇

着いた頃には日が傾いてきていた

「あれが…」

暗くなってきた為か、薄気味悪い

あんな話を聞いたから余計か

「…行くぞ?」

カズ先輩の言葉に俺らが頷くとカズ先輩を先頭に瑠菜、恵子、俺、翔の順番に入って行った…





入り口のドアには鍵が掛かっていたが、翔のピッキングにより開錠された

なんでも昔親父にやり方を教えてもらい、その対処法を考えろだの言われたらしい。全く、良い親父さんだよ

そうして俺らは中へ入った
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