死生系譜
「おい、何かあったのか?」

翔の声で俺の心は戻ってきた

先程の感覚は無くなっている

一体…?



考えるのは後にして、皆の待つリビングまで戻っていく

「ダメだ…ブレーカーじゃない」

扉を開けて、一言…結論だけ、言った

「じゃあ、なんだって…」

ドンドン…


ドンドンドンドンドン!






壁や天井…床や窓。

あちこちから叩く音が響いて来た
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