死生系譜
そんな中に一つだけ


一際、俺の目を惹いた物があった




タスケテ…



錯覚かもしれないがそう見えたので、慌ててそれを皆に伝える為、数瞬目を離しただけで




無くなっていた





その直後恵子と瑠菜は気絶していまい、ベッドに寝かせてから俺らは壁を拭きあげていった

そしてその間も俺にはあの「助けて」と云う言葉が頭から離れなかった

一体誰が書いたものだ?不知火なのか…それとも他の人なのか

だが、わかっている事もあった

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